PR

ニュース 政治

立民、埼玉県連設立へ覚書 25日に設立大会

立憲民主党の埼玉県連設立に向けた覚書に調印した大島敦組織委員長(左)と熊谷裕人参院議員=8日午後、さいたま市大宮区(中村智隆撮影)
立憲民主党の埼玉県連設立に向けた覚書に調印した大島敦組織委員長(左)と熊谷裕人参院議員=8日午後、さいたま市大宮区(中村智隆撮影)

 旧立憲民主、旧国民民主両党などが合流して発足した新「立憲民主党」の埼玉県連設立に向け、旧2党の県連幹部が8日、さいたま市のホテルで覚書に調印した。25日に県連の設立大会を同市内で開く。次期衆院選を見据えて準備を加速させる構えだが、足元には不安要素も尽きない。

 調印式には、旧立憲民主党県連代表の熊谷裕人参院議員(埼玉選挙区)、旧国民民主党県連代表の大島敦組織委員長(衆院埼玉6区)らが参加した。新たな県連代表には大島氏が就任し、熊谷氏は代表代行を務める。

 大島氏は「多くの支持者の賛同を得て、その輪が広がるよう県連運営をしていく」と意欲を述べ、熊谷氏は「枝野幸男代表のもと、政権交代を目指す強い組織を作る」と語った。

 県連がまず取り組むのは次期衆院選の備えだ。熊谷氏は記者団に、次期衆院選について「12月20日投開票」の日程がありうるとの認識を示し「党本部と協議して間に合うよう努める」と強調した。旧2党がいずれも立候補予定者を決めていなかった衆院埼玉2区、8区、14区の3選挙区の候補者選考についても早急に着手する。

 とはいえ、旧2党の合流が「1+1=2」の成果につながるかは見通せない。旧2党県連に所属していた国会議員は7人全員が新「立憲民主党」に参加したが、公認内定者や地方議員らに目を向けると、必ずしも一枚岩とは言いがたいからだ。

 旧国民民主党が衆院埼玉4区で公認を内定していた元東京都議で新人の浅野克彦氏は、合流不参加者が結成した新「国民民主党」に入党した。大島氏は「国民民主党とは衆院で統一会派を組んでいる」と述べ、4区での選挙協力を模索する可能性を示唆した。

 党内の地方議員の間には「永田町の論理」による政党合流を冷ややかに見る向きもある。ある若手県議は「まだ入党届も手元に来ていないし、ぴんと来ない。結局は国政の事情で合流しただけだろう」と語る。

 対する自民党の中堅県議は「数は増えたが、実態が伴わなければ先祖返りに過ぎない」と余裕をにじませた。(中村智隆、竹之内秀介)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ