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【論壇時評】10月号 新首相誕生と最長政権の功罪 文化部・磨井慎吾

 サブ特集「『次代の政治』を考える」では、政治学者の吉田徹「民主主義の危機と政治不信の打開」が目を引いた。コロナ危機での政権支持率低下が今回の退陣劇の主要因といえるが、緊急事態下のリーダーには強い求心力が働くのが普通である。なぜ死者数、感染者数ともに国際的には低い水準で抑えている日本が例外的にこうした事態に至ったかについて、「科学的に未知のことが多いウイルスへの対策が成功したかどうかは、致死率などの統計以上に、その国の指導者・政府への信頼、言い換えれば、政治行政が自分たちの生命と生活を守ってくれているかどうかという民主主義の程度こそが、いまのところ、政権の評価のみならず、対策そのものの有効性を決めている」と読み解く。吉田は安倍政権下でのコロナ対策は成功すべくもない、と結論づけたが、果たして新政権での仕切り直しはどうなるだろうか。(敬称略)=次回は10月22日掲載

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