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【菅首相会見全文】(1)経済対策の資金「必要な方々にお届け」

就任後初の記者会見に臨む、菅義偉首相=16日午後、首相官邸(松本健吾撮影)
就任後初の記者会見に臨む、菅義偉首相=16日午後、首相官邸(松本健吾撮影)

 菅義偉首相は16日、就任後初の記者会見に臨み、安倍晋三政権の路線継承が「私に課された使命だ」と訴えた。会見の全文は以下の通り。

 「第99代内閣総理大臣に指名をされました菅義偉であります」

 「まず冒頭、今もなお楽観を許されない新型コロナウイルス。この感染症によって命を落とされた方々へお悔やみを申し上げますとともに、国民の命と健康を守るために、昼夜分かたず全力で取り組んでおられる医療、介護、関係者はじめとするすべての方々に深く感謝を申し上げます。また、豪雨や台風など、この一連の災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます」

 「これまで、第2次安倍政権の内閣官房長官として、日本経済再生、外交安全保障の再構築、全世代型社会保障制度の実現という、この国の未来を左右する重要課題に取り組んでまいりました。また、今年に入ってからは、新型ウイルス感染症の拡大と、戦後最大の経済の落ち込み。かつて直面したことがないこうした事態に真正面から対処して参りました」

 「今回、安倍首相が、病気のため、道半ばで退かれることになりました。前首相の無念の思いを推察をいたします。しかし、この国難にあたって、政治の空白は決して許されません。この危機を乗り越えて、全国民の皆さまが安心して生活を取り戻すことができるためには、安倍政権が進めてきた取り組みをしっかり継承して、前に進めていく。そのことが私に課された使命である。このように認識をしております」

 「今取り組むべき最優先の課題は、新型コロナウイルス対策です。欧米諸国のような爆発的な感染拡大を絶対阻止をし、国民の皆さんの命と健康を守り抜きます。その上で社会経済活動との両立を目指します。さもなければ、国民生活が成り立たなくなるからであります。年初来の新型コロナウイルス対策の経験を生かしてメリハリの効いた感染対策を行い、検査体制を充実させ、必要な医療体制を確保します。来年前半までに全ての国民の皆さんに行き渡るワクチンの確保を目指しております」

 「同時に依然として厳しい経済状況の中で、雇用を守り、事業継続させていくことが極めて大事なことであります。最大200万円の持続化給付金。また雇用調整助成金。最大4000万円までの無利子無担保融資の経済対策。必要な方々にお届けします。さらに、(観光支援策)『Go To キャンペーン』などを通じて感染対策をしっかり講じることを前提に観光、飲食、イベント、商店街などダメージを受けた方々を支援をしていきます」

 「『Go To トラベル』については、4月のスタート以来、延べ1300万人の方にご利用いただきましたが、利用者の感染者は10名にとどまっています。今後も躊躇なく対策を講じていきたい。このように思います」

 「経済の再生は、引き続き政権の最重要課題です。金融緩和、財政投資、成長戦略、3本の柱とするアベノミクスを継承して今後とも一層の改革を進めてまいります。政権発足前に、1ドル70円台、株価8000円台で、企業が日本で経済活動を行えるような状況ではありませんでした。現在はこの新型コロナウイルスの中にあっても、マーケットは安定した動きを見せています」

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