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「観光振興で地方創生」「農業に光を」 東北から注文の声

昨年6月、参院選の応援で福島入りし支持者に囲まれ記念写真に応じる菅氏=福島市(芹沢伸生撮影)
昨年6月、参院選の応援で福島入りし支持者に囲まれ記念写真に応じる菅氏=福島市(芹沢伸生撮影)

 「観光振興で地方創生を」「農村の疲弊を止めて」-。自民党の菅義偉総裁(71)は16日、衆参両院本会議の首相指名選挙で第99代首相に選出された。新型コロナウイルスの感染拡大の収束が依然として見通せない中、秋田県出身の菅首相に対し、東北各地からは期待と注文の声が寄せられた。

 仙台市などで飲食店を展開する「ハミングバード・インターナショナル」の青木聡志社長(45)は、菅首相が自民党総裁選で「自助・共助・公助」を掲げた点を挙げ「新型コロナウイルスの影響で、仙台市内の飲食業は引き続き厳しい状況にある。飲食業は『自助』では好転は難しい状況なので、『公助』を期待したい」と話した。その上で青木社長は「このままだと、市内の飲食店は倒産や廃業が相次ぐだろう。飲食業を下支えする政策を打っていただきたい」と注文した。

 青森県黒石市の旅館「旅の宿 斉川」の斉川蘭子さん(48)は「ようやくインバウンド(訪日外国人)の成果が出てきた中で、新型コロナウイルスに見舞われた。観光立国として引き続きインバウンドに力を入れてもらいたい」と期待。「観光振興によって地方、中小企業者が活性化し、真の地方創生につながるのではないか。(菅首相は)地方の厳しい状況も分かっているので、正義感を持って政権を運営してくれると思う」と語った。

 東日本大震災からの復興に取り組んできた岩手県釜石市の旅館「宝来館」のおかみ、岩崎昭子さん(64)は「菅さんは同じ東北人。もう一度頑張る気になった」と期待を寄せる。市内は昨年10月の台風19号で道路が陥没するなどの被害に見舞われ、今年は新型コロナの感染拡大が経営に追い打ちをかけた。それでも、政府の観光支援事業「GO to トラベル」で10月1日からは東京発着も追加対象となることをふまえ「(菅首相には)政策の継続をお願いしたい」と話した。

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