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菅新総裁 批判恐れず内政で「大ナタ」を 編集局次長兼政治部長 佐々木美恵

 「政界のご意見番」で知られた陽明学者、安岡正篤(まさひろ)は「政治の要訣(ようけつ)は結局人を知り、人を用うるの一点に帰する」(「東洋宰相学」)と説いた。菅氏の強みは人脈や情報収集力にある。外交においても、また、自民党の党是で安倍首相の悲願でもあった憲法改正の実現に向けても人材を起用し、大局から決断を下し前に進めてもらいたい。

 最優先で取り組むとしているコロナ対策も難しい課題だ。専門家は第2波のピークは7月末と分析するが、いまだワクチンや治療薬は開発途上だ。ウイルスの特性も解明されていない。感染防止と経済を両立させる困難さは言うまでもない。任期満了まで1年余となった衆院の解散判断も縛っている。これまで以上に研究成果やデータを示し、広く理解を求めることが肝要だ。

 菅氏は14日の新総裁就任の記者会見で「専門家が下火になってきたというまでは難しい。悩ましい」と述べた。しかし、外交・安全保障、憲法改正など国家の方向を問う局面には果断に信を問うべきだろう。

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