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野党、対決姿勢強める 桜問題、河井前法相事件など追及

記者団の取材に応じる枝野幸男氏=14日午後、国会
記者団の取材に応じる枝野幸男氏=14日午後、国会

 安倍晋三首相の後継を決める14日の自民党総裁選で菅義偉官房長官が選出されたことを受け、主要野党は対決姿勢を強めた。菅氏は安倍路線の継承を掲げており、国会論戦では新型コロナウイルス対応に加え、「桜を見る会」の問題や河井克行前法相らの公職選挙法違反事件などの追及を継続しようと手ぐすね引いている。

 「公文書の管理や情報公開、コロナ(対策)が後手に回っている。こういったことを継続するなら、しっかり問題点を指摘していきたい」

 立憲民主党の枝野幸男代表は14日、記者団の取材に応じ、代表質問や予算委員会など国会での菅氏との直接対決に意欲を見せた。

 共産党の志位和夫委員長は記者会見で「この国をどうするのかビジョンを何一つ語れない」と激しく批判。菅氏が「自助・共助・公助」を掲げたことについて「自己責任を押し付ける新自由主義の暴走が一層ひどくなっていくことに強い警戒を持って対していきたい」と主張した。

 総裁選で他候補に圧勝した菅氏だが、野党はむしろ「一番くみしやすい」(中堅)とみている。

 野党はこれまで「桜を見る会」の招待者名簿の取り扱いなどをめぐり、安倍首相だけでなく菅氏の責任も追及してきた。菅氏に近いとされる河井前法相らの「政治とカネ」の問題などもくすぶっており、立民国対関係者は「安倍政権批判をそのまま展開できる。安倍さんは答弁がうまかったが、菅さんはすぐカッとなる」と打ち明ける。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、菅氏が打ち出した不妊治療の保険適用などの政策を評価しつつ、「安倍長期政権の問題点まで継続しないよう、しっかり監視していきたい」と話す。

 菅氏が10日のテレビ番組で、消費税について「(将来は)引き上げざるを得ない」と述べたことも野党を勢いづかせている。菅氏はその後、今後10年程度は増税する必要はないと説明したが、立民の安住淳国対委員長は「コロナ禍で今は現実的な話ではない。総選挙で大きな争点になる」とボルテージをあげた。

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