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【総裁選ドキュメント】韓国メディア 首脳会談、徴用工問題を注視

自民党総裁に選出され、一礼する菅義偉官房長官=14日午後、東京都港区(川口良介撮影)
自民党総裁に選出され、一礼する菅義偉官房長官=14日午後、東京都港区(川口良介撮影)

 【ソウル=名村隆寛】菅義偉官房長官が自民党総裁に選出されたことについて韓国の聯合ニュースは14日、「明後日(16日)首相になる」などと速報で伝えた。聯合は「7年8カ月余ぶりに首相交代」、菅氏が「安倍(晋三首相)を継承」するとし、「韓日関係にただちに変化はない」とも報じた。

 自民党総裁選について韓国メディアはこの間、いずれも日本の報道を引用するなどし、菅氏の優位を伝え、新総裁の決定前から「菅次期政権」を展望していた。

 東亜日報(14日付)は、「菅官房長官が14日、自民党総裁に選出され、新首相に指名されることが確実視され、今後1年間の韓日関係のリトマス試験紙となる3つの両国の懸案に関心が注がれている」と指摘。今年開催予定の日中韓首脳会談、いわゆる徴用工訴訟での韓国最高裁判決を受けた日本企業の資産現金化、新型コロナウイルスの感染問題で来年に延期された東京五輪が「韓日関係改善の3つのカギになる」との外交消息筋の話を紹介した。

 中央日報(14日付)は「菅、今日、自民党総裁への選出が確実」との見出しを掲げ、菅氏が「外交問題は安倍氏と相談する」と述べたことなどを伝えた。また、菅氏を支持した5つの派閥が、支持の見返りとしての主要ポストを期待しているとも報じた。

 菅氏が安倍首相の後継になることについて、韓国メディアの多くは目立った期待感は示しておらず、安倍政権の政策をそのまま引き継ぐとの見方が支配的だ。

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