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菅新総裁誕生 厳しい雪国の環境が育んだ「不屈の人」 同級生ら語る

菅義偉氏(左から3番目)が衆院選で初当選した数年後に、地元の秋田県湯沢市で同級生らを訪ねたときの集合写真(伊藤陽悦さん提供)
菅義偉氏(左から3番目)が衆院選で初当選した数年後に、地元の秋田県湯沢市で同級生らを訪ねたときの集合写真(伊藤陽悦さん提供)
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ゼロからのスタート

 上京後、段ボール工場での仕事や飲食店のアルバイトなどを経て、法政大へ進学。大学では空手部に所属した。卒業後、電気設備関係の会社に入社したが、「社会を動かしているのは政治」と政治家を志し、小此木彦三郎氏(故人・元衆院議員)の秘書となった。

 当時の菅氏を知る神奈川県議の梅沢裕之さん(63)は「口数は多くないが行動で示す。徹底的に支持者の家を回り、信頼を得ていた様子が印象深い」と話す。

 初出馬だった横浜市議選でも、地縁も血縁もない中、持ち前の負けん気を発揮し議席を勝ち取った。同市議で1期先輩の田野井一雄さん(79)は「何事も一度決めたらブレない。相手が目上だろうと、はっきりものを言う人だった」と振り返る。

 高校の同級生で元湯沢市議の伊藤陽悦さん(72)は「小さな集落で苦境や人生の迷いを若いうちに経験し、何事にも真摯(しんし)に取り組むひたむきさが培われたんだろう」と推察する。

 自民党では平成元年就任の海部俊樹氏以来となる非世襲の首相が誕生する見込みとなった。若き日に培われた不屈の精神が、政界トップの立場で、どう発揮されていくのか。多くの国民が注目している。

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