PR

ニュース 政治

【総裁選公開討論会詳報】(12)岸田氏「中国はしたたかにコントロールしなければいけない」

日本記者クラブでの自民党総裁選立候補者討論会に出席した岸田文雄政調会長=12日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
日本記者クラブでの自民党総裁選立候補者討論会に出席した岸田文雄政調会長=12日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 --金融政策運営にどう向き合うか

 石破氏「私は金利政策を急に変えるとは申しません。そうすると激変が起きますのでね。ただ、お金に価値がつかないということはどういうことなのかということを考えたときに、マーケットメカニズムが効かないわけですから、必要なところにお金が行かない。そうでないと滞留するということが起こりますね。

 そしてデフレも何が問題なのかというと、お金は持っているのが得だという話になると、使わなくなるわけですよね。そうするとお金が動いていきません。デフレの問題はそこにあるんですが、日銀の最大の目的は、物価を安定させることです。物価を上げることではありません。

 そういう意味で、世界的にも標準である2%の目標というのは、それは維持していくべきだと思うが、要は金融政策っていうのは社会をどう変えていくのだということ、手段なのだと思っています。社会構造がどう変わっていくのか。今のように必要なところにお金が行かないとするならば、どうやってそれを変えていくべきなのか。

 私、銀行員でしたけど、昭和50年代は定期預金だけで7%の金利がついた。それで旅行にも行けた。ものを買ってあげた。その部分の減少をどう考えるか。そこは全て再点検をしていきたいと思っています。急に変えることはいたしません」

 --菅氏はいかがか

 菅氏「全く一緒です」

 --全く同じ

 菅氏「はい」

 --岸田氏は

 岸田氏「はい。金融政策についてのご質問ですが、アベノミクス、この経済政策、金融政策と財政政策、この2つをエンジンにして経済を引っ張ってきた。こういった経緯があります。そして、この2つの政策についてはもうすでに市場は織り込み済みですから、これいっぺんに変えることはなかなか難しいとは思います。

 しかし、この2つだけで、これからもずっと経済を引っ張っていくというのはなかなか難しいと思います。3本目の矢であります成長戦略、新しい時代の成長のエンジン、これをしっかりとふかさなければいけない。私も今回総裁選挙で訴えているところです。その3本についてはそういう位置づけだと思います。

 そして、金融政策そのものについては、この将来、各国のさまざまな政策、市場ありよう等を見ながら、その先どうあるべきなのか。特に2%の物価目標、これについてどこまで厳密に追求していくのか。この辺の柔軟な議論を行うことによって、この先を考える出口という言葉を使っていいかわかりませんが、金融政策の先を考える。こういった考え方は大事なんではないかと思います」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ