PR

ニュース 政治

【総裁選公開討論会詳報】(2)岸田氏「社会保障は国民会議を作って議論」

日本記者クラブでの自民党総裁選立候補者討論会に出席した(左から)石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長=12日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
日本記者クラブでの自民党総裁選立候補者討論会に出席した(左から)石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長=12日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

【候補者同士の討論】

 菅氏「岸田候補はよく格差を指摘をされています。アベノミクスによって格差というのが拡大されたと考えているのかどうか。そうだとすれば改善に向けて具体的に何を取り組んでいかれるのか」

 岸田氏「私はまずアベノミクスについては高く評価をしています。しかし、まだやはりやり残したことがある。達成しなければいけないことがある。こういったことを考えています。成長の果実、(恩恵が中小企業や低所得者まで行き渡る)トリクルダウンという形で、中間層、あるいは中小企業、あるいは地方に広がっていく、これがまだ広がらないうちにコロナの影響を受けた。そして、そのことによって格差がこの深刻化してしまった。こういった経緯があると思います。

 そして格差についてどう向き合うのか、例えば、中間層、所得の中間層に対しては、金融所得税制について考えるとか、あるいは企業において労働分配率を高める。特にボーナスではなくして、ベースアップに取り組んだ企業に対しては、しっかりと税制優遇を行うとか、最低賃金を引き上げる。こういった形で、企業におけるこの格差、そのさまざまな格差に向き合う。

 あるいは大企業と中小企業の格差については、サプライチェーンの利益の配分、あるいは知財等のこの恩恵の配分、こういったことを考えていくとか、地方や、地方と都市のこの格差においては、税収のこの配分のあり方を見直す。こういった形で、さまざまな格差にしっかり向き合って、そして国民の一体感をしっかり考えていく。こうした取り組みが大事なのではないかと私は訴えていきます」

 菅氏「格差といいますけども、安倍政権においては、雇用が400万人増えていることは事実でありますし、日本人全体の手取り、総雇用者所得が8%増えてます。そうした中で民主党政権までは正規が減って非正規が増えてきたのでありますけども、安倍政権のアベノミクスによって、正規の方が150万人増えてます。

 最低賃金も20%引き上げてますし、その中で、低所得者の方の生活も改善しているんだろうというふうに思います。まずはコロナ対策をしっかりやって雇用の維持、事業の継続、そのためにあらゆる対策を講じて最低賃金、全国的な引き上げ、少子化対策に取り込んで経済成長をさらに進めていきたい。こういうふうに思います」

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ