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【総裁選】「党の体質改善」「デジタル庁新設」「中間層への支援強化」3氏の政策比較

自民党総裁選・候補者共同記者会見に臨む(左から)岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長=8日午後、東京・永田町の党本部(春名中撮影)
自民党総裁選・候補者共同記者会見に臨む(左から)岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長=8日午後、東京・永田町の党本部(春名中撮影)
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 自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長と菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3氏は8日、党本部で所見発表演説会や共同記者会見に臨んだ。菅氏は安倍晋三首相の路線継承を基本に据える一方、岸田氏は経済政策で中間層への手厚い配慮を求め、石破氏は憲法改正で首相が主導した党の「改憲4項目」の見直しを訴えるなど、政策面の違いが際立った。

■石破氏、党の体質改善を主張

 石破氏は首相と対峙してきた立場も踏まえ、他の2氏とは一線を画し「自民党がいかにあるべきか」を論点に挙げた。平成22年改定の党綱領に基づき「国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる党であるべきだ」と述べ、体質改善に取り組む考えを強調した。

 経済政策では、東京一極集中の是正を最大の課題に掲げ、「潜在力のある地方の力を最大限生かさないと国内総生産(GDP)は維持できない。政治、経済、金融の中心である東京の負荷をこれ以上、増やしてはいけない」と訴えた。

 その上で、地域分散型社会への転換など構造改革に取り組み、低所得者の雇用確保と所得増を進める考えも示した。

 憲法改正に関しては、自民党が野党時代の平成24年に策定した改憲草案に戻るよう求め、党の「改憲4項目」路線を修正する考えをにじませた。憲法に政党の役割を明記することや、参院選「合区」の解消を優先的に議論することも主張。「自衛隊は国の最強の組織。司法、立法、行政による厳格な統制は必要」とも述べた。

 新型コロナウイルス対策については、「私は『医療現場は逼迫していない』という認識に立たない」と述べたうえで、医療現場を支援する必要性を強調。「経済的支援の拡大と強制力を伴った措置の導入は検討されるべきだ」とも語り、感染収束を待たず、新型インフルエンザ等対策特措法を改正すべきだと訴えた。

 野党が安倍政権を追及する上で重視してきた「森友・加計学園」や首相主催の「桜を見る会」の問題にも言及した。「世論調査では納得した人が非常に少ない。納得した人が増えなければ責任を果たしたことにはならない」と述べ、再調査を検討する考えを示した。(奥原慎平)

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