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【総裁選ドキュメント】菅氏支持7割以上 構図固まる

官邸入りする菅義偉官房長官=1日午前、首相官邸(春名中撮影)
官邸入りする菅義偉官房長官=1日午前、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官の3人による争いとなることが固まった。岸田、石破両氏は1日に正式に出馬を表明した。菅氏は2日に記者会見を行う。菅氏には7派閥のうち5派閥の支援が確実で、国会議員の7割以上を占める計算だ。党は1日の総務会で、党員・党友投票を省き、両院議員総会で新総裁を選出する形式を決定した。

 自民党は2日に総裁選の選挙管理委員会を開き、8日告示、14日投開票の日程が確定する。新首相は16日召集の臨時国会で選出され、同日中に新しい内閣が発足する運びだ。

 岸田氏は記者会見で「国民、国家のために私の全てをかけてこの戦いに臨みたい」と訴えた。「国民の協力を引き出せるリーダーを目指す。そのためには政治の信頼が大事だ」とも強調した。

 石破氏も記者会見で「わが党は国民政党だ。国民の納得と共感が得られる自民党でありたい」と決意を表明した。

 最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や第2派閥の麻生派(志公会、54人)などの支持を受ける菅氏は1日、「2日夕、出馬表明をする」と明言した。自身に近い参院議員グループの出馬要請に応えた。出席者によると、菅氏は「さまざまな方から『あなたしかいない』と要請を受ける中で決断した」と語った。

 菅氏は東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相とも面会した。森氏が「大会のことをよろしく頼む」と協力を求めると、菅氏は「安倍首相から伺っている」と応じた。森氏が記者団に明らかにした。

 菅氏には、竹下派(平成研究会、54人)も支持の方針を固めた。石原派(近未来政治研究会、11人)も支持を決定。二階派(志帥会、47人)と、菅氏に近い無派閥議員も含めると菅氏支持の国会議員は全体の7割を超える形だ。都道府県連票(141票)を含む総数(535票)の過半数(268票)に達する。

 一方、竹下派会長代行の茂木敏充外相は出馬を見送る意向を関係者に伝えた。麻生派の河野太郎防衛相は記者団に出馬断念を明言した。下村博文選対委員長、稲田朋美幹事長代行、野田聖子元総務相もそれぞれ立候補を見送る。谷垣グループ(有隣会)は自主投票とすることを決めた。

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