PR

ニュース 政治

【石破氏出馬会見】(3)「消費税の果たすべき役割、検証する」

 医療をどのように見直すか。国民皆保険制度は絶対に守っていかねばならない。しかし導入されたとき、それは結核と労働災害が主な対象で、今はがんであり成人病であり、認知症といわれる、そういう病気だ。対象とする疾病が変わってきた。それぞれどう対応するかを考えていかねばならない。

 どの地域においても高度な医療が提供されるというのはどういうことなのか。そこにおいてAI(人工知能)をどう活用するべきなのか。どの地域においてもAIを使って高い医療が受けられる。そういうものを実現することも必要なことだ。

 潜在力のある産業を伸ばしていかねばならない。農林水産業だ。サービス業だ。女性の能力を最大限に活用することだ。中小企業が持っている力を最大限に活用することだ。

 交通ネットワークが発達し、新幹線が走り、高速道路が張り巡らされ、航空路が充実し、情報ネットワークが発達する。すればするほど一極集中が進む。これはどういうことか。国の在り方そのものを変えていかねばならない。

 わが国は江戸時代、天下泰平を目指してきた。これではいかんということで、明治維新以降、富国強兵、殖産興業。それを実現するために東京一極集中は大きな効果を発揮した。半世紀足らずで日本は世界の大国の一つになった。

 第2次世界大戦の敗北で徹底的にそれは打ちのめされた。戦後、わが国が目指したのは、もう一度経済を成長させねばならん、共産主義革命を起こしてはならんということだった。

 さらに東京一極集中は加速した。政治、経済、文化、メディア、あらゆるものが東京に集中してきた。1968年、昭和43年、西ドイツを抜いて世界第2位の経済大国になった。わずか二十数年でそれを成し遂げた。東京一極集中、それは非常に効果的なものであったが、継続、持続できるものであったか。そうではない。

 今日は防災の日だが、首都直下地震、火山の爆発、高齢化、東京には大きな負荷がかかっている。この東京の負荷を軽減する。そして地方に雇用と所得を実現する。この2つを、国の在り方を、設計図を見直すという観点から、変えていかねばならない。

 東京一極集中は天から降ったものでも、地からわいたものでもない。パリ一極集中、ローマ一極集中、そんなのは聞いたことがない。人為的に作っているものであって、人為的に変革していかねばならない。

 東京の負荷を減らし、地方に雇用と所得、わが国をサステナブル(持続可能)な国にする。次の時代にもやっていける国にする。それは今やっていかねばならないことだ。人口の急減も理由があるからだ。そのことを1つずつ、私は解決していく。

=(4)に続く

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ