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【石破氏出馬会見】(1)党員投票省略「極めて残念」

会見で自民党総裁選出馬を表明する石破茂元幹事長=1日午後、国会内(春名中撮影)
会見で自民党総裁選出馬を表明する石破茂元幹事長=1日午後、国会内(春名中撮影)

 自民党の石破茂元幹事長は1日、国会内で記者会見し、総裁選への出馬を正式に表明した。記者会見の要旨は以下の通り。

 自民党総裁選に同志の推挙をいただいて立候補する決意をした。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 何のために立候補するかということだ。自民党がいかにあるべきか、日本国はいかにあるべきか。そういうことを国民の前で、候補者それぞれが思うところを申し述べ、理解をいただき、そのもとに新総裁が選出され、国会において首相指名を受けた後は、それぞれが申し述べた政策に対して国民が寄せあういろんな思い、それを最大限に生かしていきながら、政権運営はなされるべきだ。

 複数の立候補者がいる。それぞれが思うところを申し述べ、直接の有権者ではないにせよ、党員、国民に判断をいただく。そういう機会を持ってもらうことはわれわれが国民に対して果たすべき責務だ。

 わが党は国民政党だ。広く国民の納得と共感を得て、強い信頼のもとに自民党は政策を遂行していく。

 われわれは行き届かないところがあり、3年3カ月、野にあった。谷垣禎一総裁、大島理森幹事長のもとで、私も政務調査会長を2年務めた。新しい綱領を定めた。自民党はいかにあるべきか、国会議員のみならず、地方の代表にも来てもらいかんかんがくがく、新しい綱領を定めた。

 わが党は勇気をもって真実を語る政党であらねばならない。そしてあらゆる組織と協議し決断する政党でなければならない。国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる政党であらねばならない。

 そのことを誓い、安倍晋三総裁のもとで幹事長を務めていたが、多くの国民の信任を得て政権に復帰し、今日に至っている。その原点を忘れてはならない。勇気をもって真実を語る。あらゆる組織と協議して決断をする。政府を謙虚に機能させる。国会を公正に運営する。そういう政党であらねばならない。

 国民政党であり民主主義政党だ。民主主義が機能するためには、参加する資格を持った人が1人でも多く参加してもらわねばならない。そこに正しい情報が伝えられなければならない。少数意見も尊重されなければならない。その3つを実現できないと民主主義が形骸化する。

 その意味で、今回の総裁選は党員に投票する資格が与えられない。極めて残念なことだ。知事や市長は市民や県民が選ぶが、総理大臣を国民が選ぶことはできない。しかし自民党員になれば総裁選に1票ある。そういう党員拡大運動を、総力結集のスローガンのもとにやってきた。残念なことだ。

 それは地方に支持基盤を持つ者にとって不利だとの指摘もある。しかし、自分に不利だからやめておこうという判断はしない。党員や国民に思いを申し述べ、そのことが強い政権につながる。そう確信する。そのような思いのもと、民主主義が正しく実現される、そういう自民党でありたいと思っている。

 そして国民政党だ。わが党は国民のものだ。国会議員だけのものではない。国民に「そうだね。その通りだね」と言ってもらえる「納得と共感」。それが得られる自民党でありたい。そういう自民党を作っていくために、野党時代の思いを決して忘れることなく、最大限の努力をしていく。

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