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【岸田氏出馬会見】(6)「憲法改正考えなくてはいけない」

 「憲法というもの、これは国の基本であり、この国民として、政治として、時代の変化の中で、絶えず考えていかなければいけない、どうあるべきかを考えていかなければいけない、こうした課題であると認識しています。そして、自民党においては、すでに4つの項目にわたってたたき台、素案を明らかにし、憲法改正の議論に臨んでいきます。

 この4項目につきましても、自衛隊の憲法における明確化、違憲論争への終止符、これも大変重要な課題でありますが、今、首都直下型地震をはじめ災害の時代といわれる中にあって、緊急事態にあっても国民の代表である国会の権能をしっかり守っていくためにはどうあるべきなのか、こうした緊急事態対応ですとか、先ほども格差の問題を申し上げましたが、子供の貧困、子供食堂、こういったことが注目を集める中にあって、所得の格差が教育の格差を生み、教育の格差が所得の格差を再生産する、負のスパイラルが始まっているといわれる日本の社会にあって、憲法は義務教育の無償化しか書いていない。これは日本国に生まれた子供であるならば、最低限の、その教育を受ける、こうした、この権利を考えていくなど、教育の充実の問題、これも自民党の4項目の中の一つです。大変重要な現代的な憲法改正の課題だと思います。

 さらには4つ目として一票の格差の問題、この問題は東京への過度の集中、都市部への人口が集中する中にあって、日本の選挙においては憲法にこの一票の平等の物差しとして、その人口割しか書いていないがために、人口が都市部にどんどん集中していきますと、日本の議員の定数はどんどんと都市部に集中していってしまう、これが現実ですし、もう少しすると、日本国の国会議員の4割以上は関東から選ばれるという時代が来るんじゃないかといわれるぐらい、この議員の定数がどんどんと移動していく。

 地方においては結果として、鳥取は一つの県でも参議院の議席一つを維持できない。2つの県で1議席。高知や徳島も1議席を守れない。こういった状況がある。一方、東京にはどんどんどんどん国会議員が集中していく。こういった状況を考えると、憲法におけるこの一票の格差の物差し、地域へのつながりですとか、その県の固まりですとか、もう少し総合的に物差しを考えていかないと、この状況はどんどんと進んでいってしまう。努力は続いていますが、毎回毎回、国政選挙をやるたびに違憲裁判が提起される、こういった状況がずっと続いていってしまう。こういったことを考えても、この憲法の一票の平等の物差しについても極めて現代的な課題ではないかと思います。

 このように、憲法改正という議論、ややもしますと9条の問題が頭に浮かんでくる。9条の問題も大変重要な議論でありますが、それ以外にも現代的に、現代的な課題として、大変重要な課題がたくさんあるんではないか、こういうふうに思っています。こういったことについては政権が代わって、誰がリーダーになっても、絶えず考えていかなければいけない課題ではないかと私は思っています」

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