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【総裁選ドキュメント】新首相選出、16日に前倒しへ 麻生派も菅氏支援

事務所を出て、車に乗り込んだ麻生副総理兼財務相=31日午後、東京都千代田区
事務所を出て、車に乗り込んだ麻生副総理兼財務相=31日午後、東京都千代田区

 自民党総裁選をめぐり麻生派(志公会、54人)は31日、出馬する意向の菅義偉官房長官を支持する方針を固めた。複数の幹部が明らかにした。麻生派所属の河野太郎防衛相は出馬を見送る意向を固め、石原派(近未来政治研究会、11人)は菅氏支持で調整に入った。二階派(志帥会、47人)も菅氏への支持を正式決定し、総裁選は菅氏選出に向けた動きが加速している。与野党は臨時国会を9月16日に召集する方向で調整に入った。同日中に新しい首相を選出する見込みだ。

 麻生派は、会長の麻生太郎副総理兼財務相が1日の派閥総会で総裁選の対応に言及する予定。麻生氏は31日、河野氏と面会した。出馬を控えるよう促したとみられる。石原派は1日の会合で、会長の石原伸晃元幹事長が菅氏支持の方針を示す予定だ。

 菅氏は31日、自身に近い無派閥有志議員グループ「ガネーシャの会」のメンバー十数人から出馬要請を受けた。出席者によると、「前向きに検討を進めていく覚悟だ」と述べた。菅氏は最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)の細田博之会長とも面会。総裁選の協力を求めたとみられる。細田派幹部によると、両氏は安倍晋三政権の政策の継承が重要だとの認識で一致した。

 総裁選出馬を明言している岸田文雄政調会長は31日、官邸で安倍首相と面会し、支援を要請した。竹下派(平成研究会、54人)を率いる竹下亘元総務会長や、同派に強い影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長とも面会した。岸田氏は31日の記者会見で「戦いは最後まであきらめてはだめだ。どんな逆風の中でも戦い続けなければいけない」と強調した。

 出馬を明言していない石破茂元幹事長は31日、記者団に「最終的な判断をそう遠くない時期にしなければいけない。多くの方々の思いを裏切るようなことはあってはならない」と述べた。

 自民党は1日の総務会で、8日告示、14日投開票の総裁選日程を確定する予定。党員・党友の投票は省略し、両院議員総会で選出する形式を決める運びだ。

 与党は当初、17日に臨時国会を召集する予定だったが、一定の会期を確保するため16~18日の開会で野党側と調整。立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の結党大会が16日に予定されていたが、立民なども15日に前倒しする方向だ。

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