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埼玉県誕生150年 郷土愛醸成へプロジェクト

埼玉県誕生150周年を前に、県が開設した特設サイト。深谷市出身の実業家、渋沢栄一の業績なども紹介されている(埼玉県広聴広報課提供)
埼玉県誕生150周年を前に、県が開設した特設サイト。深谷市出身の実業家、渋沢栄一の業績なども紹介されている(埼玉県広聴広報課提供)

 埼玉県の誕生から来年で150年になるのを前に、機運を高めるためのプロジェクトに県が着手した。東京都内に通勤、通学する「埼玉都民」が多く、地元への愛着が乏しいとされる埼玉県だが、特設サイトの開設やイベントの開催を通じて県民の「郷土愛」醸成を図る。

 埼玉県は明治4(1871)年の廃藩置県で誕生し、戦後は東京都のベッドタウンとして発展した。県外出身者が多く流入したため県民としての自覚は低いとされ、民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が今年発表した地元への愛着度ランキングでは全国最下位だった。

 こうした「汚名」を返上しようと、県は今年度の当初予算に150周年記念事業費として約2千万円を盛り込んだ。

 事業の第1弾は、7月31日に開設した特設サイト「Colorful(カラフル)」だ。

 イラストや動画をふんだんに使って県の歴史や魅力を伝えるサイトで、深谷市出身の実業家、渋沢栄一の業績や、県ゆかりの著名人のインタビュー記事などを掲載している。

 記念事業で使うロゴマークとキャッチコピーの公募も始めた。3回の選考を経て最優秀作品を決定し、受賞者にはロゴマークで10万円、キャッチコピーで5万円の賞金を贈る。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、関連イベントを計画通りに開催できるかは見通せない。「県民の日」の11月14日には有名人のトークショーなどを行うイベントが予定されているが、規模の縮小や内容の変更を検討しているという。

 県広聴広報課の担当者は「150周年は地元・埼玉を見つめ直す格好の機会だ。感染状況を見極めながら、できるだけ多くの県民が参加できるような行事にしていきたい」と話している。(竹之内秀介)

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