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高級クラブのホステスにコロナ対策指導 東京・港区が動画撮影

高級クラブで新型コロナ対策の研修動画を撮影している様子。中央は指導する堀成美さん=7月27日、東京都港区六本木
高級クラブで新型コロナ対策の研修動画を撮影している様子。中央は指導する堀成美さん=7月27日、東京都港区六本木

 東京都港区は接待を伴う飲食店の新型コロナウイルス感染症予防対策として、同区の感染症専門アドバイザーがホステスらに直接指導する研修動画を、同区六本木の高級クラブで撮影した。20日前後に区の公式サイトで公開される。同区には接待を伴う飲食店が約800店舗あるといい、区の担当者は「店やお客さんが動画で学んで安心して楽しんでいただけるようになれば」と期待する。

 「マドラーが使い捨てになっています。これはいいですね」「アイスピッチャーにはラップや布をかけるといいでしょう」

 動画が収録された7月下旬、六本木のクラブでホステスの女性に接客の流れを確認しながら指導していたのは、港区の感染症専門アドバイザーを務める国立国際医療研究センターの堀成美特任研究員だ。

 マスク以外の飛沫(ひまつ)対策として、堀さんが取り出したのは扇子。食事中に話さなければならないときに、サッと出して口元にかざす。また、付け爪は菌やウイルスがたまりやすくなる可能性があり、念入りに消毒したり、塗るタイプに変えたりすることを勧めるなど、女性ならではのアドバイスも行っていた。

 「感染症の対策はマルかバツか、ゼロか100かではない」と語る堀さんは、継続できる方法を組み合わせることで、感染リスクを減らす対策を行ってほしいと呼びかける。

 同区の動画作成に協力した日本水商売協会の甲賀香織代表は「全ての店に共通する課題がソーシャルディスタンス。多くの店は小規模で、2メートル空けるとお客さんを2人しか入れることができず、『これでは営業できない』との声もあった。国や都のガイドラインは現実的ではない部分もあるが、今回の研修は店舗の現状に合った内容でありがたかった」と笑顔を見せた。

 今回の研修動画は、一般の飲食店向けに続く第2弾。みなと保健所の松本加代所長は「ガイドラインはあるが、具体的にどうすればいいのか分からない店も多いと思う。店やお客さんが動画で学んで安心して楽しんでいただけるようになれば」と話している。(本江希望)

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