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自民・二階氏と岸田氏が会食 「幹事長ポスト」めぐりさや当てか

自民党の岸田文雄政調会長(左)と二階俊博幹事長=4月16日、首相官邸(春名中撮影)
自民党の岸田文雄政調会長(左)と二階俊博幹事長=4月16日、首相官邸(春名中撮影)

 「ポスト安倍」へのステップとして自民党幹事長の座を狙う岸田文雄政調会長と、続投に意欲を示す二階俊博幹事長が2日夜、杯を酌み交わした。昨年9月の党役員人事で安倍晋三首相が一時、「岸田幹事長」を模索して以来、何かと距離のある2人の思惑が交錯したとみられる。

 「懇親の場。大変楽しいひと時を過ごしました」

 岸田氏は東京・紀尾井町の日本料理店で二階氏との会合を終えると、記者団にこう語った。出席者によると、二階氏は締めのあいさつで「前途洋々、次に期待する」と岸田氏にエールを送ったという。

 この日の会合には、岸田派事務総長の根本匠前厚生労働相と小野寺五典元防衛相、二階派の林幹雄幹事長代理と江崎鉄磨元沖縄北方担当相の4人も同席した。岸田、小野寺、江崎各氏はかつて二階国対委員長のもとで野党対策に汗を流した仲で、当時の思い出話に花を咲かせたという。

 しかし、幹事長ポストを争った昨年以降、二階、岸田両氏には新型コロナウイルス対策などをめぐり隙間風が吹いているのが現実だ。

 二階氏は6月、ポスト安倍を目指す石破茂元幹事長が率いる石破派のパーティーの講師を快諾した。首相と距離を置く石破氏への接近は、「幹事長を外すなら総裁選で石破氏を推す」との牽制(けんせい)との見方もある。

 一方、岸田派内では最近、老練な二階氏との対立は得策ではないとの声が出ており、今回の会合は岸田氏が呼びかけた。とはいえ、岸田派のベテランは「ポストが人をつくる。党の運営を担う経験は積んだ方がいい」と述べ、総裁に就く前に幹事長を経験すべきだと岸田氏にハッパをかけている。

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