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埼玉県、17日に休業要請を全面解除 ライブハウスなど3業種

 埼玉県は16日の新型コロナウイルス対策本部会議で、感染拡大防止の観点から休業要請を継続してきた接客を伴う飲食業、ライブハウス、派遣型を含む性風俗店の3業種に対し、17日午前0時に要請を解除すると正式決定した。飲食店に対する午後10時以降の酒類提供自粛要請も同時に解除する。4月13日に休業要請を出して以来、2カ月超を経ての全面解除となる。

 5月25日の緊急事態宣言解除後、県は感染拡大の状況を考慮しながら休業要請を段階的に解除してきた。これまでの要請解除は対策本部会議の決定と同時に発効していたが、今回は感染防止策の徹底のための準備期間を設けることにした。

 大野元裕知事は16日の会議で「県内の感染状況は落ち着いている。新たなステージで感染拡大防止と社会機能回復を同時に実現する」と述べ、新型コロナウイルスと共存しながら経済の活性化を図る姿勢を強調した。

 隣接する東京都での休業要請全面解除は19日の予定だ。東京都より早い解除となることに関し、大野知事は「早急に対処したかった。19日まで延ばす理由はなかった」と説明した。

 要請解除決定に事業者からは歓迎の声が相次いだ。

 埼玉県熊谷市の居酒屋「甲子園」社長の橋本哲夫さん(73)は「待ちに待った日だ。わざわざ遠方から来てくれたお客さんに『もうお酒は出せないんだ…』と伝えるのは心苦しかった」と満面の笑みを浮かべた。

 4月から休業を続けてきたさいたま市のライブハウス「浦和ナルシス」社長の坂井昌子さん(54)は「感染が収束していない状況で再開しても収支が黒字になるとは限らず、手放しでは喜べない。それでもアーティストの発表の場を維持するため再開の準備を進めたい」と語った。(中村智隆、竹之内秀介)

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