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「東京アラート」後も繁華街で人出増加 解除も検討へ

 新型コロナウイルスの感染が再拡大するのを防ぐため、東京都が独自に警戒を促す「東京アラート」を発動して1週間が経過したものの、新宿・歌舞伎町など都内の繁華街ではアラート後も人出が増えていることが10日、携帯電話の位置情報サービスを使った分析調査で分かった。感染者が多く確認されている接待を伴う飲食店の多い繁華街の人出に対するアラートの効果は限定的といえそうだ。都は11日にも感染者数の推移を分析し、悪化が見られなければアラートの解除も検討する方針。

 調査はスマートフォンのアプリなどを通じて得られるGPS(衛星利用測位システム)の位置情報などを解析する「アグープ」(東京)が実施。平日の午後6時~翌日午前0時の滞在人口を、東京アラート発動の前日となる1日を基準に比較した。

 それによると、歌舞伎町ではアラートが発動された2日は1日から約26%人出が増加。翌3日には減少するが4日からは再度増加に転じ、9日は1日と比べて12%多い状態となった。

 一方、繁華街に隣接する東京メトロ銀座駅周辺では9日の人出が1日と比べて28%増、都営地下鉄六本木駅では同じ期間で36%増とアラートの影響はほとんど見られず、増加は歌舞伎町より顕著となっている。

 都によると、4~10日に都が確認した新規感染者は131人で、そのうち46人が接待を伴う飲食店関係という。6日には都内で感染が確認された26人のうち、12人が同区の同じホストクラブで働く男性だったことが判明。10日は新規感染者18人のうち5人が新宿区内の飲食店に関係していた。

 都が「新宿」の地名を出して繰り返し注意喚起をしたことで、歌舞伎町ではほかの繁華街に比べて人出の増加が抑制された可能性もある。

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