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【安倍政権考】首相と菅氏にすきま風? ポスト安倍めぐる政局の引き金にも

 菅氏は政権発足以来、与野党議員や経済界など1日数十人と面会して築いたパイプを生かして政策を実行し、国政選挙5連勝を導いたという強い自負がある。その菅氏からみれば、「禅譲狙い」で首相の座を目指す岸田氏や、岸田氏を次期首相候補に推す首相に対しても、強い違和感があるのだろう。岸田氏が今秋に予定する党役員人事で幹事長に就けば、菅氏との力関係が逆転するかもしれず、菅氏の岸田氏への強烈な批判は焦りの裏返しでもある。

 もともと、戦後政治を彩る政治家一家の出自を誇る首相と、秋田県の農家に生まれ、横浜市議からのたたき上げの菅氏は、首相が首相経験者として心を許す麻生太郎副総理兼財務相のような気心の知れた関係ではない。首相は菅氏の「仕事師」としての実力を評価し、麻生氏、菅氏、甘利明党税調会長の「3A+S」が政権を支えてきた。

 一方、菅氏をしのぐ影響力を持つ今井氏は、第1次政権後に失意の中にあった首相を支え、そのずば抜けた政策立案能力は誰もが認めるが、あくまで官僚出身の首相補佐官であり、政治家ではない。長期政権の宿命でもある有権者の飽きが強まる中、今後も首相を支え続けられるのか。

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