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【安倍政権考】首相と菅氏にすきま風? ポスト安倍めぐる政局の引き金にも

 その後、公職選挙法違反疑惑で河井克行氏が法相、菅原一秀氏が経済産業相を相次いで辞任。2氏はともに菅氏に近いといわれ、菅氏失速の一因となった。だが、閣僚の任命権は首相にあり、2閣僚の辞任では首相と菅氏は一蓮托生(いちれんたくしょう)の共存関係でもあった。だが、今井尚哉首相補佐官ら首相周辺は、菅氏の勢いに「野心」をみてとり、警戒感は高まった。

 官邸内でくすぶっていた不和は、コロナ対策で「菅外し」につながったのだろうか。

 1月下旬、コロナの発生地である中国湖北省武漢市からの邦人帰国に向けたチャーター機手配では、日本貿易振興機構(JETRO)と連携し、スピード重視で奔走したのは今井氏で、外務省主導を主張した菅氏はほぼ蚊帳の外に置かれた。2月下旬、首相が全国公立小中高などの一斉休校を決断した席に菅氏は同席しなかった。

 菅氏の指示で3月9日に約40人態勢で発足した「マスクチーム」は現在、100人超の職員が医療器具全般の調達などを担うが、政府のコロナ対策の司令塔である内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室とは「関係ない」(菅氏周辺)という。コロナ関連の最新情報は、西村康稔経済再生担当相が連日記者会見などで発信し、スポークスマンとしての菅氏の露出も相対的に減っている。

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