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五輪延期「2年なら勢い失う懸念あった」 首相、参院予算委で

参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=27日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)
参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相=27日午前、国会・参院第1委員会室(春名中撮影)

 安倍晋三首相は27日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京五輪を1年程度延期するとした根拠について、「世界の感染の広がりを勘案すると、数カ月程度では困難で、ある程度の時間を要せざるを得ない。他方で、2年といった長期の延期となれば、2020年東京大会へのモメンタム(勢い)が失われ、別の大会になってしまう懸念があった」と述べた。

 首相は、具体的な開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会などで検討するとしたうえで、「(IOCの)バッハ会長は『21年の夏季の前または夏季』と発言されたと承知している」と説明した。

 また、東京都などが外出自粛を要請したことに関し、「多数の人口を抱え、経済の中心でもある東京を含む首都圏で急速な感染拡大を回避することは極めて重要だ。ロックダウン(都市封鎖)のような事態を招けば、わが国経済にもさらに甚大な影響を及ぼす」と指摘。政府が改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく対策本部を設置したことを踏まえ、「これまで以上に、都を含め各都道府県との連携を密にしながら、一体となって対策を進めていく」と強調した。

 予算委は首相と全閣僚が出席して締めくくり質疑を行った後、一般会計総額102兆6580億円と過去最大の令和2年度予算案を自民、公明両党の賛成多数で可決。同日午後の参院本会議で可決、成立する見通しだ。

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