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【政界徒然草】「二階」対「岸田」 新型コロナ緊急経済対策めぐり自民内で激しい綱引き   

 岸田氏は党の政策責任者だが、事前に協議会の話を知らされていなかった。岸田氏周辺は、二階氏の動きが表面化する前に岸田氏が首相から指示を受けていたことを取り上げ、「本当によかった。その前にやられていたらかなりまずかった」と胸をなでおろした。

 協議会の設置は、表向き、対策に取り組む姿勢を見せたい野党の要請に与党が応じる形をとっている。ただ、実際に水面下で主導していたのは二階氏だ。意向を踏まえた自民党の森山裕国対委員長が、立憲民主党の安住淳国対委員長に根回しして実現した。

 岸田氏は、同日夕の記者会見で、協議会と党の政調会で議論の住み分けをどうするのか問われ、こう強調した。

 「(協議会が)どういうことをされるのか承知はしていない。党としては政調会長のもとでしっかり経済対策をまとめてもらいたいとの総理の指示だったので、しっかり議論をまとめ政府に提出し、政府が対策に反映させる。そのように努力する。それに尽きる」

 翌18日、二階氏の側近の林幹雄幹事長代理と森山氏が、党本部の政調会長室に岸田氏を訪ねた。協議会設置の“事後連絡”に、岸田氏は「協議会は政策を議論する場ではない」とクギを刺した。この時、政調会長室は「ピリピリした雰囲気」(政調幹部)に包まれ、「手柄を争っている場合ではない」(二階氏周辺)という幹事長室との間に緊張が走ったという。

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