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「中止でなく安堵」「準備進める」神奈川の知事や市長ら 聖火ランナーは戸惑いも

引き続き機運醸成

 自転車競技のロードレースで通過コースとなっていた相模原市の本村賢太郎市長は「やむを得ない。大会の歴史上、初となるこの難局に市民と心を一つにして、ワンチームで乗り切りたい」とし、「市にゆかりのある代表(候補の)選手に対して、練習環境や気持ちの面でしっかりと支えていき、引き続き大会の機運醸成に取り組む」とのコメントを発表。延期後の開催日程の決定状況を注視しながら、必要な対応を図る意向を示した。

 一方、26日から始まる予定だった聖火リレーが急遽(きゅうきょ)中止となったことで、県内のランナーらは戸惑いや驚きの色をのぞかせた。認知症の人やその家族の支援活動を続ける川崎市の元看護師、五島シズさん(91)は、7月1日に同市を走る県選考「県内最高齢ランナー」の期待がかけられていた。

「務め果たす」

 五島さんは「延期になってとても残念です」とした上で、「新型コロナウイルスが世界的な問題となっている現状の中での大会開催はどうなるのか、日々気にかけていました。聖火ランナーに決まった時点から、高齢ですので体力が衰えないように今まで以上に努力してきたところでした」と、これまでの準備期間を振り返った。

 昭和59年に開催されたロサンゼルス五輪で、体操の個人総合とつり輪の2個の金を含む5個のメダルを獲得した日本体育大学学長の具志堅幸司さん(63)は、6月29日に箱根町を走る予定だった。具志堅さんは、東西冷戦下の55年、日本が不参加となったソ連(当時)で開催のモスクワ五輪で「幻の代表」だったことでも知られる。

 具志堅さんは「あのボイコットを経験したからこそ、五輪は平和な世の中でないと成り立たないのだと実感した」と振り返り、「早くコロナウイルスの撲滅を実現させ、人類が勝利する日が来ることを祈るばかりです」と述べた。

 また、「大会組織委員会からは、聖火リレーは基本的に現在決まっているランナーで日を改めて行いたい旨、連絡をいただいた。そのときがやってきたら、一生懸命務めを果たしていきたいです」と意気込んだ。

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