新型コロナ防止の特措法改正案、13日にも成立
自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は5日、国会内で会談し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案について、11日に衆院内閣委員会で審議し、12日に本会議で採決、参院に送付する日程で合意した。参院審議を経て13日にも成立する見通し。
政府は10日に改正案を閣議決定する予定。当初はウイルスが指定感染症となった2月1日にさかのぼって適用する方針だったが、野党内の慎重論を踏まえて遡及(そきゅう)措置を取りやめた。適用期間は施行日から2年以内とし、政令で定める。