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レオパレス臨時株主総会、村上系の取締役提案否決

レオパレス21の臨時株主総会が開かれた=27日午前、東京都渋谷区東(酒巻俊介撮影)
レオパレス21の臨時株主総会が開かれた=27日午前、東京都渋谷区東(酒巻俊介撮影)

 賃貸アパート大手レオパレス21は27日、臨時株主総会を開催した。大株主で旧村上ファンド系の「レノ」(東京)が提案した社外取締役1人の選任議案に注目が集まったが、否決された。レノ関係者は5月にレオパレスが発表する事業の抜本改革計画を踏まえた上で、「6月の定時株主総会に向けて作戦を考え直す」と述べた。

 レノは、施工不備問題で業績が悪化したレオパレスの信用回復に向け、賃貸事業の譲渡も模索すべきだなどと主張。不動産関連会社社長の大村将裕氏を社外取締役に選任するよう提案したが、レオパレスの物件オーナーの株主を中心に反対が集まったとみられ、十分な賛同は得られなかった。

 総会後、取材に応じた大村氏は「株主としてのポジションは変わらない。5月の抜本改革や会社の業績、施工不備問題の進捗を見て、今後の対応を検討したい」と述べた。

 総会では、東洋シヤッター元社長の藤田和育氏とパナソニックホームズ元上席理事の中村裕氏を社外取締役とするレオパレス側の提案が可決された。社外取締役数は全体の半分を超える7人となり、レオパレスは企業統治の改善につなげたい考えだ。

 株主で物件オーナーでもある東京都立川市の女性(68)は「会社提案に賛成票を投じたが、可決されてほっとした。レノが主張する事業売却をすれば会社が潰れてしまうかもしれない」と述べた。会社側には、「一日も早く施工不備問題を解決してほしい」と注文した。

 レオパレスは施工不備問題で入居率が低下。2019年3月期連結決算は、最終損益が前期の148億円の黒字から686億円の赤字に転落した。

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