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新型肺炎で「日本で一番古い町」千葉県酒々井町の130周年式典が中止に 

千葉県酒々井町の130周年記念ロゴデザイン
千葉県酒々井町の130周年記念ロゴデザイン

 千葉県酒々井(しすい)町は21日、新型コロナウイルスによる感染拡大で22日に予定していた町制施行130周年の記念式典を中止すると発表した。同町によると、「町」のまま変わらず130周年を迎えたのは、全国で群馬県長野原町と同町のみ。式典で華々しく「日本で一番古い町」をPRしようと準備してきたとあって、町の担当者は「開催中止は苦渋の判断だった」と話している。

 「独立の道を歩み続け、令和元年に130年という節目を迎えた『日本で一番古い町』」。小坂泰久町長は、町のホームページで、こう紹介している。

 千葉県北部北総台地の中央に位置する同町は明治22(1889)年4月1日の町制施行で近隣の16町村が合併して誕生した。町とはいえ、人口は2万742人(2月1日現在)。当初は人口5千人に満たない農業中心の町だったが、都心から50キロ圏内ということもあり、大規模な住宅開発が進み、人口が増えた。

 昨年4月1日に130周年の節目を迎え、今年度、さまざまな130周年記念事業を進めてきた。記念式典は記念事業最後のセレモニーとなるはずだった。 

 町長が「独立の道」を強調するのは、明治22年の町制施行後、一度も合併していないためだ。自治体の広域化で行財政基盤を強化し、人口減や少子高齢化に備えようと市町村の再編が進んだ「平成の大合併」でもその道を選ばなかった。平成17年3月に行われた隣接する千葉県佐倉市との合併をめぐる住民投票の結果、町民の選択は「町の継続」だった。記念式典には“因縁”の同市からも西田三十五(さんご)市長が来賓として出席することになっていた。

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