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日米安保条約改定60年記念式典・安倍首相あいさつ詳報「同盟を堅牢に守り、強くしていく」

 ともあれ、アイゼンハワー、そして岸のふたりがバーニング・ツリーでつちかった友情は、2年半の熟成を経て、新しい安保条約となって実を結ぶのであります。

 1960年1月19日午後2時40分、大統領と首相をはじめたくさんの人が埋めたホワイトハウスの「イースト・ルーム」で調印式は始まりました。

 先立つランチで乾杯に立ったとき、「こんな集まりは、本当ならゴルフ・コースでやるともっと成果が上がるんだ」と言って首相の頬を緩めさせた大統領は調印式に臨むと、真剣にこう切り出します。「この条約は、不滅である」-。

 その通りでした。いまや日米安保条約は、いつの時代にもまして不滅の柱。アジアとインド・太平洋、世界の平和を守り、繁栄を保証する不動の柱です。

 同盟強化の努力を日夜続けた人々に深い感謝をささげます。

 アジアの平和に身命を賭(と)した無数の、無名のアメリカ人兵士たちに。地震と津波が日本を襲ったときに、被害者と涙をともにしてくれた米軍の将卒に。

 歴代自衛隊員を含む、同盟の充実に労を惜しまなかった日米すべてのアンサング・ヒーローズ、名もなき英雄たちに。

 彼らの払った努力と犠牲が、われわれを平和にし、繁栄させました。同盟をつなぐ信頼を不抜にしたのです。

 歴史の配剤の妙でしょう。調印からさかのぼること1世紀の1860年。日本が初めて送り出した外交団は、ところも同じ「イースト・ルーム」で時のブキャナン大統領に会い、信任状を渡しています。日米関係の始まりでした。

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