PR

ニュース 政治

薄氷の安倍仲介外交 サウジ傾斜 イラン失望も

 米国主導のホルムズ海峡の安全確保に向けた有志連合にサウジやアラブ首長国連邦(UAE)は参加するが、日本は一線を画し海上自衛隊を中東に独自派遣することを決めた。

 首相はイランのロウハニ大統領には理解を得たとの立場だが、専門家の間では「有志連合に参加する国を訪れて海自派遣について『支持』を得る行動が、イランには米国と連携していると映りかねない」との声も上がる。

 米国による制裁で経済が低迷するイランは、水面下で日本の経済支援を要請しているが、米国の制裁を骨抜きにするような対応は難しい。イランの失望を招けば、伝統的な友好関係は揺らぎかねない。

 首相は13日午前(日本時間同日午後)、同行記者団に「これまでの中東との友好関係の上、日本ならではの粘り強い外交努力を続けていきたい」と意気込んだ。複雑な利害が絡む中東情勢で安定に向けた成果を出せるか。外交手腕の真価が問われるのはこれからだ。(ウラー 沢田大典)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ