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ASEAN太平洋構想支持 外相演説、中国牽制

共同記者会見するインドネシアのルトノ外相(右)と茂木外相=10日、ジャカルタ(共同)
共同記者会見するインドネシアのルトノ外相(右)と茂木外相=10日、ジャカルタ(共同)

 茂木敏充外相は10日、インドネシアの東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局で演説し、ASEANが地域の経済や安全保障面で主導役を目指すとした独自の「インド太平洋構想」への全面的な支持を表明した。「日本が描くビジョンと共通している」と指摘。繁栄には法の支配や航行の自由の確保が欠かせないとして、連携強化を訴えた。

 安倍政権の外交政策「自由で開かれたインド太平洋」と相互に推進を図り、東・南シナ海への進出を強める中国を牽制した形だ。

 茂木氏は世界人口の半分を占めるインド太平洋地域を「世界の活力の中核」と定義。「われわれが繁栄を謳歌するためには、地域の秩序が力の恣意的な行使によってではなく、明解なルールで規律されていかなければならない」と主張した。航行の自由など国際法の基本原則に触れ「2度の世界大戦を乗り越えて人類が到達した英知の結晶だ」と強調した。

 日本とASEANの新たな協力の方向性として(1)海上保安機関などの人材育成(2)東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などの制度整備(3)質の高いインフラに向けた英知結集-の3本柱を提唱。ASEAN各国に対し2022年までの3年間に官民で総額30億ドル規模の投融資を目指すとした。

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