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【続・防衛最前線】ショータイム?中国軍精鋭部隊の訓練を視察、その内容とは

部隊の現状には遠いが…

 最後は、北京市内でテロが発生し、犯人がビルに逃げ込んだとの想定での制圧訓練だった。射撃場内に訓練用に建設された3階建てビルを使い、兵士がビルの壁をよじのぼって屋上に進入したり、ビルからビルへと張ったロープ伝いにスルスル移動したり-。

 他に「スピード射撃」と称する連続射撃や、大砲発射も披露された。約30分間、河野氏は双眼鏡で熱心に見入っていた。

 防衛交流という性格上、河野氏と楊氏は終始、なごやかな雰囲気だった。人民解放軍の歴史をパネルや映像で紹介する展示室も見学し、最後に楊氏から第3師団のプレート、河野氏からは花瓶をそれぞれギフト交換し、笑顔で握手した。

 ただ、視察の道中、河野氏が楊氏に「首都を受け持つ師団だから、えりすぐりの人を選んでいるのですか」と質問し、楊氏が「他の地方(の部隊)も一緒です」とだけ答える場面もあった。

 計1時間10分の部隊視察を終え、記者はショーを見ているような印象を持った。外国の賓客らに「見せるため」に用意されたプログラムなのだろう。日本の陸上自衛隊駐屯地の創設記念行事などでも、一般来場者に向けにアクロバットな演舞を見せている。河野氏は前夜、北京市内で記者団に「部隊の現状をしっかり見せていただく」と述べていたが、視察できたのは「現状」とはほど遠い。

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