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企業で中東出張の制限拡大 駐在員の国外退避検討も

 中東情勢の緊張を受け、石油元売りや大手銀行などは、同地域への出張制限措置を取り始めている。一部では駐在員を国外退避させる動きもあり、今後、米国とイランの戦闘が拡大することを懸念している。

 出光興産はイランによるイラク駐留米軍への報復攻撃が起きた8日、緊急対策会議を開き、イラン、サウジアラビア、イスラエル、エジプトの4カ国について出張規制のレベルを「注意喚起」から「自粛」へと引き上げた。JXTGホールディングスでは原則、中東諸国への出張は取りやめることを社内で通知し、同時に現地駐在員に対して退避計画と水や日用品などの緊急備蓄品の再確認を徹底するように指示した。

 メガバンクでは、三菱UFJ銀行が中東諸国への出張を原則禁止し、テヘラン駐在員事務所の日本人職員にイラン国外へ退避するよう指示を出した。三井住友銀行も現地の日本人職員の退避を検討。みずほ銀行は現地への不要不急の出張を控えるよう呼びかけた。

 東レはイランへの出張を禁止した。現地に同社の拠点はなく影響はほとんどないが、サウジアラビアでは水処理施設などの事業を抱えており、「緊張が広がらないか心配」(広報担当者)と懸念する。日本郵船ではタンカーなどの運航はこれまで通りとしているが、長沢仁志社長が情報収集の徹底などを社内に改めて指示した。

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