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与党、秋元議員逮捕でIR整備や国会運営に危機感

IR誘致が計画されたリゾート施設。当時IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員が宿泊していた=北海道留寿都村、18日(市岡豊大撮影)
IR誘致が計画されたリゾート施設。当時IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員が宿泊していた=北海道留寿都村、18日(市岡豊大撮影)

 政府が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐり、自民党衆院議員の秋元司容疑者が25日午前、収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕されたことに、与党からは今後のIR整備や国会運営への影響を懸念する声が上がった。相次ぐ閣僚の辞任や安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の問題で内閣支持率も低下傾向にあるだけに危機感を強めている。

 自民党幹部は「事実関係が分からないので捜査を見守るしかない」としつつ、「国が(IRを)これから始めようというときなので影響はあるだろう」と表情を曇らせた。

 自民は政府と歩調を合わせ、IRを地域活性化の有効策と位置付けてきた。秋元氏は二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)の所属で、二階氏自身、地元・和歌山へのIR誘致に前向きな姿勢を示してきた。

 だが、現職議員の逮捕という異例の事態に影響は避けられない。超党派の「国際観光産業振興議員連盟」で幹事長を務める岩屋毅元防衛相は産経新聞の取材に「IRの整備は透明性を持って厳格に行われ、一切の不正は許されないと考えている。IR実現に向けて政府の取り組みをしっかり注視し、後押ししていきたい」と答えた。

 政権にとっても打撃になりそうだ。菅原一秀前経済産業相や河井克行前法相の辞任や「桜を見る会」の問題で、内閣支持率は低下が続いている。自民ベテランは「支持率が悪かったところに追い打ちだ。年明けの国会運営も厳しくなる」と漏らす。

 党内では、早ければ年明けの衆院解散・総選挙も取り沙汰されていたが、解散は遠のいたとの見方が強まっている。

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