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熱狂の演説 「れいわ」は本物か

 ターゲットの30~40代は投票率も低く、主要野党もてこ入れしてこなかった。山本氏は「この世代が高齢化したとき、国は手を差し伸べるのか。この人たちが蓄財でき、安心して生活を送れるようにすることが政治の仕事だ」と訴える。

 山本氏は参院選後も、野党共闘に加わる条件として「消費税率5%への引き下げ」を掲げ、尻込みする主要野党の足元を見透かす。

 主要野党は、先の国会で安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の追及を強める中、山本氏は一線を画し、全国行脚に重点を置いた。立民の枝野幸男代表は周囲に「れいわは政局になると無力だ」と語るが、山本氏は「選挙中より、選挙後の方が街頭の熱が増してきた」と独自路線を貫く。

 立民には、消費税廃止などに共感する議員もおり、党執行部は「れいわ予備軍」と警戒する。立民が国民などと政党合流を急ぐ一因として、次期衆院選での躍進を封じるためとの指摘もある。実際、寄付を中心とした選挙資金も積み上がっているとみられ、選挙を戦う態勢はできつつある。

 山本氏はかつて、園遊会で上皇さまに直接手紙を手渡すなど、物議をかもしたが、今や野党第一党を振り回すまでに存在感が高まった。共闘条件に沈黙を貫く立民には、こう語る。

 「消費税率5%が飲めないなら、古い政治と新しい政治との衝突だ。新体制を目指す政治勢力の拡大に向け、勝手にやる」(千田恒弥)

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