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【政界徒然草】気候変動対策に大鉈ふるえぬ小泉環境相のジレンマ 「電源構成でがんじがらめ」 

 8月には東京電力の社長らを大臣室に呼び出し、神奈川県横須賀市で進む石炭火力発電所の建設計画の着工見直しを求めた。先進7カ国(G7)で日本が唯一、石炭火力発電所の新設を続け、海外から気候変動への取り組みが後ろ向きだと批判されているためだ。

 発電所をめぐる事業者の環境影響評価(アセスメント)の手続きは完了し、環境相が口出しできる案件ではない。世耕弘成経産相(当時)が原田氏に「筋が違う」と怒りを伝えるなど、独断専行的な手法に批判も出たが、原田氏は「政治家の務めだ」と意に介さなかった。

 政策テーマを定め、賛同者を募り、周囲と協調しながら改革機運を高める-そうしたやり方が小泉氏の政治手法だろう。ただ、原田氏の奔放なスタイルも物事を動かす上では参考になるかもしれない。政治家の評価は美辞麗句を並べることでなく、「結果」をどう残すかにかかってくる。

(政治部 奥原慎平)

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