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高知知事選 与野党一騎打ち、双方ぬぐえぬ不安

 「安倍晋三政権の言いなりではいけない。地方から国を変えよう」

 野党統一会派所属で高知2区選出の広田一衆院議員は7日、高知市の「出発式」でこう述べ、陣営の選対本部長として支持を訴えた。会場には「野党共同」ののぼりが掲げられ、立民県連代表の武内則男衆院議員らも応援に駆け付けた。

 松本氏は7月の参院選徳島・高知選挙区に野党統一候補として出馬した。落選はしたが、共闘の余韻は残っている。主要野党は今後、幹部級を続々と高知に投入する予定で、立民の枝野幸男代表は7日の記者会見で「できることは最大限したい」と述べた。

 主要野党が松本氏支援を打ち出す背景には、次期衆院選への思惑も透けてみえる。共産は各選挙区に1万~数万票を持つとされる。高知からは、かつて国会議員も輩出していた。地方組織が脆弱(ぜいじゃく)な立民としては共産の固定票を取り込んで議席を確実にしたいとの思いが強い。立民中堅は「共産の協力なくして選挙区では与党に勝てない」と語る。

 ただ、「協力関係が深まるにつれ、共産が嫌がる憲法改正などの議論をますます避けるようになった」と嘆く立民関係者もいる。共産は先の綱領改定案でも日米安全保障条約廃棄と自衛隊解消を堅持する方針で、「責任政党」を自任する立民の本気度が問われている。(広池慶一、千田恒弥)

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