PR

ニュース 政治

【NEWSルーペ】生まれ変わる「シモキタ」 温泉旅館や大学寮 小田急など再開発

「自分らしく」

 しかし、下北沢はこれまで、鉄道の線路や踏切で地域が分断され、訪れる客があちこちの店を回るための回遊性に乏しかった。緑が少なく、放置自転車やごみのポイ捨てが目立つなどのマイナス面もあった。

 小田急は約20年前、線路の地下化を進めることを決定。上下2線ずつに増やす複々線化を昨年3月に果たし、線路の地下化で分断されていた土地を結び付けた。これにより、地上部には長さ1・7キロ、広さ約2万7500平方メートルの新たな用地が生み出された。

 このエリアの活用には、区が一般も参加するデザインワークショップを約60回行い、アイデアを醸成。平成26年度に「デザインコンセプト」をまとめ、緑を増やしながら、にぎわいづくりを進めることなどが提案された。

 小田急もこれまでの「街を変える」から「街を支援する」に開発テーマを転換。小田急によると、支援型開発の先行事例はないという。そのコンセプトは「BE YOU」(自分らしく)。再開発の前に地元住民らと話し合いを重ねて、要望を取り入れたことが特徴だ。

期間限定「空き地」

 新しいエリアにはさまざまな施設が誕生する。11月には下北沢駅の上部に商業施設「シモキタエキウエ」がオープンし、来年末にはホテル(2階建て、客室数50)も開設される。

 箱根から温泉を運ぶ温泉旅館(2階建て、2000平方メートル)や学生寮(5階建て、2500平方メートル)、保育園(2階建て、1400平方メートル)をつくる計画もある。既に世田谷代田駅周辺にアパートを設け、東京農業大のオープンカレッジが開設された。

 9月24日には、下北沢駅東側に自由に遊べる空間「下北線路街 空き地」を来年度までの期間限定で設け、地域住民らが集まってオープンを祝った。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ