PR

ニュース 政治

【安倍政権考】小泉環境相 水俣病慰霊祭出張で具体論欠き被害者反発

 水俣病は、水俣市のチッソ水俣工場が海に流した排水に含まれるメチル水銀で汚染された魚や貝を食べた住民らが発症した中毒性の神経疾患だ。昭和31年の公式確認から63年がたつが、患者認定の審査を待つ人は1667人にのぼり、各地で認定や損害賠償を求める訴訟が続いている。

 平成21年に施行された水俣病特別措置法(特措法)に盛り込まれた周辺住民の健康調査はいまだに行われておらず、被害者団体からは健康調査を求める厳しい声が相次いだ。

 「健康調査は大臣の一言でできる。水俣病の症状がある多数の患者が切り捨てられてきたんです」

 「小泉氏には行動力がある。大臣が水俣病を公害の原点と思うならば、きちんと片付けて。63年たっても解決しないのは国が被害者の声を聞かないからだ」

 「解決を目指すために政治が主導権を発揮すべきだ。持ち前の指導力と発信力を発揮してもらいたい」

 環境省の“不作為”に声を震わせながら批判する出席者に対し、小泉氏は正面からの答えを避けた。

 「要望は精査する。環境省職員は新しい大臣にまず『環境庁は水俣病がきっかけとなって立ち上がった。そのことを決して忘れるな』と言っている。そのことを忘れず、何ができるかを考えていきたい」

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ