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【静岡「正論」友の会】静岡大教授の楊海英氏、中国の分断工作に警鐘

講演をする静岡大教授の楊海英氏=26日、富士市の市文化会館ロゼシアター
講演をする静岡大教授の楊海英氏=26日、富士市の市文化会館ロゼシアター

 「静岡『正論』友の会」は26日、富士市の市文化会館ロゼシアターで、静岡大学教授で同大アジア研究センター長を務める楊海英氏を迎えて「モンゴルから見た日中米」と題し、第26回講演会を開催した。楊氏は歴史を踏まえ、共産党が政権を担う中国が日本に対し「贖罪(しょくざい)意識を巧みに活用し、歴史カードを事あるごとに切ってくる。持続的に分断工作を進めている」と指摘。習近平国家主席が来春に国賓として来日することについて「国賓として迎えていいのか。国益になるかを考える必要がある」と主張した。

 楊氏は資料をスクリーンに投影しながら、中国がこれまで進めてきた日本や米国、アフリカなどへの革命輸出、内政干渉などの実態を紹介。反政府デモで騒乱が続く香港問題に関し、台湾が非常に危機感を持って見ているとし、「米国のトランプ大統領は台湾を守ると表明。台北市内に事実上の大使館があり、公然の秘密だが、米軍も駐屯している」と解説した。

 日本も「ずっと(中国の)革命輸出の標的」と指摘し、「米国の同盟国として(日本に)米軍の基地があることが(中国にとって)恐怖。分断工作として(中国は)反基地闘争(を日本に仕掛けること)が大好き」と語った。

 習主席が国賓として来日したら「天皇陛下のご訪中を要請するだろう。どう対応するのか」と指摘。「1989年の天安門事件で国際的に孤立した中国は天皇陛下(上皇さま)のご訪中を実現させた。(中国政府の幹部は)回想録にこれは外交的な勝利と書いている。自分の安全は自分で見ないと。戦略、方法はいくらでもある」と強調した。

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