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ヒアリ拡散防止へ 東京都、各埠頭調査

 強毒を持つ特定外来生物ヒアリの女王アリ50匹以上が東京港で見つかったことを受け、東京都は21日、同港のコンテナヤードで舗装の点検・修繕を徹底することや、品川、大井など各埠頭(ふとう)で調査を実施し拡散を防止する具体策を公表した。政府も同日、関係閣僚会議を開き、環境省など関係省庁が情報共有し、ヒアリの拡散防止に向けた対策を確認した。

 都と環境省の18日までの調査によると、東京港のコンテナヤードの舗装のつなぎ目などでヒアリの一定規模の集団(コロニー)を確認。アリ塚が発見されていないことから、都は「定着はしていない」としている。

 東京港でヒアリが初めて確認されたのは、平成29年7月。今年6月に荷受けの作業員がかまれた以外、被害は確認されていない。

 ただ、東京港で女王アリ50匹以上、働きアリ約750匹が見つかっており、繁殖のため一部の女王アリが飛び立った可能性が高い。ヒアリの活動時期は11月までとされ、冬になると発見が難しくなるという。

 都の具体策では、ヒアリの発見場所から半径2キロ圏内の学校や公園、民間施設へちらしによる注意喚起を行う。東京港のヒアリが確認された場所は、一般の立ち入りが禁止された場所であることから、作業員延べ100人を投入し、殺虫剤の散布で防除を最優先させるという。

 ヒアリは刺されれば強い痛みが生じ、最悪の場合は死に至るほか、農作物にも被害が生じる。

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