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質問通告めぐり「漏洩」と“逆ギレ”、官僚“犯人捜し”に走る野党

森ゆうこ議員の質問要旨(画像の一部を処理しています)
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 国民民主党の森裕子参院議員が15日の参院予算委員会で行った質疑の質問通告が事前に省庁から外部に流出したとして、同党や立憲民主党が「漏洩(ろうえい)問題調査チーム」を立ち上げて追及を強めている。ただ現時点で通告が違法に流出した客観的事実は何も確認されていない。これを「議員の質問権の侵害だ」などと針小棒大に騒ぐ姿は見苦しく、ますます国民の信頼を失う悪手だと言わざるを得ない。

 「森さんは東電の問題、国家戦略特区の問題を厳しく追及してきた。その議員を狙い撃ちにしてこういうことをやるのは、まさに国会に対する挑戦だ」

 調査チーム設置を発表した16日の会見で、国民民主の原口一博国対委員長は激しい口調でそう述べた。

 まるで官僚サイドによる組織的で計画的な「質問潰し」があったような言い方だが、調査チーム自身の発表を見ても、それは事実から遠いように思われる。

 「漏洩」したという質問通告は、どんなものか。チームは18日の会合後、その現物を公開した。

 A4の2枚紙で、うち「全体版」は14の質問項目を列挙したインデックス。もう1枚の「質問詳細」は、全体版にある「国家戦略特区について」の質問の概要を記したものだ。

 同様の資料は、議員や政党が事前公表していることが多い。国会議員の中には「積極的に事前公開すべきだ」という意見も強い。森氏自身、11日夜に似たような内容をツイッターで公開している。そもそも漏れて困る内容ではない。

 それでも、役所が取り扱う文書が安易に外部流出したら問題だ。しかし、調査チームはその事実も確認できていない。チームに所属する国民民主の奥野総一郎国対委員長代行は18日の会合後、「解釈の問題はあるが、漏洩だといっているのではなく、漏洩の疑いだ」と認めている。

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