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豊洲市場、物流停滞など五輪との共存に苦悩

開場から1年を迎えた豊洲市場で、競りの前に並べられたマグロを見て回る男性=11日早朝、東京都江東区
開場から1年を迎えた豊洲市場で、競りの前に並べられたマグロを見て回る男性=11日早朝、東京都江東区

 土壌汚染対策などに揺れ、当初の計画から2年遅れの開場となった豊洲市場だが、この1年はスムーズに稼働した。一方、市場は来年の東京五輪・パラリンピックの選手村に近く、物流への影響も懸念されており、関係者は大会との共存に頭を悩ませる。

 「どんな影響が出るか、大変心配している。われわれは商売を休むわけにはいかない」。豊洲市場協会の伊藤裕康(ひろやす)会長(84)はこう強調する。

 大会期間中と直前には、環状2号線が閉鎖され、大会専用になる。市場から出る車は必要な時間だけレーンの特別使用許可が出るが、渋滞で物流が滞ることも想定される。豊洲で働く人は約1万人で、出勤や帰宅にも支障が出る。市場はマグロの競りなど外国人客を引き寄せており、大会期間中は市場にさらに人が押し寄せる。

 豊洲では臨時休業日を水曜日としているが、大会期間中の7月29日は同31日に、8月5日は同7日に、それぞれ五輪競技が集中する金曜日にずらす。伊藤会長は「どう調整していくか大仕事になる。大会と対立してはいけないが、どうしても乗り切らなくてはいけない」と気を引き締めた。

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