PR

ニュース 政治

政府が方針転換、北朝鮮船と水産庁船の衝突映像公開へ 自民党内も公開要求

記者会見する菅官房長官=11日、首相官邸
記者会見する菅官房長官=11日、首相官邸

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は11日の記者会見で、石川県・能登半島沖で起きた北朝鮮漁船と水産庁漁業取締船の衝突をめぐり「衝突現場を撮影した映像を公表する方向で検討していると報告を受けている」と述べた。政府は当初、映像公開に消極的だったが、方針を転換した。

 菅氏は公開する理由について「国民理解の促進と公益性の観点」と強調した。西村明宏官房副長官は9日の記者会見で「捜査への影響もあるので公表は想定していない」としていたが、菅氏は「さまざまな観点から検討した結果、捜査への影響は限定的と判断した」と述べた。自民党からは映像公開を求める声が強まっていた。

 事故は7日朝、日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺で発生。取締船がEEZから退去するよう警告、放水した直後に漁船が急旋回して衝突した。漁船は沈没し、取締船が救助した後に別の北朝鮮漁船に移った。

 平成22年9月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件では、民主党の菅直人政権(当時)が海保が撮影した映像の公開を拒否し、海保内部から映像が流出した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ