PR

ニュース 政治

共産党「赤旗」の部数回復へ号砲 志位氏「死活的意義」

第7回中央委員会総会で挨拶する共産党の志位和夫委員長
第7回中央委員会総会で挨拶する共産党の志位和夫委員長

  共産党は15日の第7回中央委員会総会(7中総)で、平成29年1月以来となる第28回党大会を来年1月14日から5日間の日程で開催し、現在の「2004年綱領」を一部改定する方針を明らかにした。

 綱領で改定されるのは世界情勢の第3章と、将来の社会像に関する第5章の一部で、他の野党が懸念する自衛隊の解消や日米安全保障条約の撤廃を記した第4章は改定の対象外とした。志位和夫委員長は記者団に対し「社会主義・共産主義の大目標は堅持する」と説明した。

 志位氏は7中総で、読者数が100万人の大台を割った機関紙「しんぶん赤旗」に言及。次の大会までに前回大会時の113万人を回復、突破するとの目標を掲げ、「この目標が極めて重要な死活的意義を持つ」と奮起を促した。

 機関紙の購読費は企業・団体献金や政党助成金の受け取りを拒否する同党の財政基盤を支えてきたが、昭和55年に355万人に達した日刊紙・日曜版の読者数は最近下落傾向にある。

 共産党に所属していた元東京都板橋区議の松崎参(いたる)氏は「簡単に部数回復と言うが、元読者に再び購読をお願いするのが関の山ではないか。ノルマを課される党の末端では『素直に政党助成金を受け取るべきだ』という不満の声が少なくない」と語る。

 志位氏は立憲民主党などに呼びかけている野党連合政権の樹立にも触れ、政権構想の進展具合が、次期衆院選の野党間協力の強弱を左右すると強調した。

 ただ、立民などの支持団体の連合は野党連合政権に反対の立場だ。立民幹部も共産党が皇室に否定的であることから「皇居で行われる閣僚の認証式に臨む覚悟ができているのか」と述べ、党名や皇室への態度を変えない限り、連合政権の樹立は難しいとの見方を示している。(内藤慎二)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ