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【国民の自衛官~横顔】(4) 災害救助、警備犬とともに 空自第3航空団基地業務群管理隊 小瀬川晃1等空曹(49)

「サン号」とともに災害現場での被災者救助に当たった小瀬川晃1等空曹=青森県三沢市の空自三沢基地
「サン号」とともに災害現場での被災者救助に当たった小瀬川晃1等空曹=青森県三沢市の空自三沢基地

 正月映画で観た俳優の菅原文太さんに衝撃を受け、大型トラックの運転手になりたかった。トラックの免許取得は21歳からだが、自衛隊は19歳で取れると知り入隊。「大型トラックの免許を取って技術を磨きたかった」はずが、警備犬を活用した救助者捜索任務に携わることに。

 これまで数々の災害現場を経験してきた中で、昨年発生した西日本豪雨で三沢基地(青森県三沢市)警備犬チームの一員として被災者救助に当たったことが最も印象に残っている。全国から招集された警備犬とともに、過酷な現場で“愛犬”(シェパード)の雌の「サン号」(5歳)と1人の行方不明者を発見した。「既に亡くなっていたが、家族の気持ちを思うといたたまれなかった」。今でも当時の現場の様子が脳裏から離れないという。

 災害対応や国防の観点から警備犬の重要性は高まっている。それだけに、日頃の訓練を通して犬とコミュニケーションを図り、信頼関係を構築していくことが何より欠かせない。「厳しい中にも怒ったり、褒めたりメリハリが大事。人間と同じ。時折、自分にしか見せないしぐさがかわいくて…」と目尻を下げた。

 多岐にわたる任務の中で、警備犬取扱者(ハンドラー)としても機会あるごとに現場での警備犬の有効性をPRする。「犬の訓練などを紹介しながら自衛隊を知ってもらい、住民に寄り添うことで負託に応えたい」と表情を引き締めた。(福田徳行、写真も)

=随時掲載

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