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【NEWSルーペ】「中国のシリコンバレー」で驚いた小池都知事、香港訪問は断念

 知事の訪中で意義深かったのは、「中国のシリコンバレー」とも呼ばれ、ハイテク企業が2万社以上も集まる中関村を視察したことだ。政府が多少強引にでも一気に新産業の発展を図る中国流の成長モデルに、知事は「1日100社以上のスタートアップ企業が生まれている」と驚いた。

 この地区には北京大や清華大など40を超える大学が拠点を構えており、優秀な人材を社会に送り込む。知事は「まさに(イノベーションの)エコシステムができあがっている。日本も次の新しいヒーローを生まなければならない」と危機感を表した。

 知事は帰国後、さっそく都参与でもある宮坂学・ヤフー元社長とともに会見し、次世代通信システムのインフラ整備を進めることを協議した。

香港での活気

 逃亡犯条例改正問題をめぐり混乱が続く香港への知事の訪問は、ぎりぎりまで調整が続けられていた。デモ隊により国際空港が占拠され、帰国便が確保できないかもしれない懸念が高まり、中止以外の選択肢はなかったのは理解できる。

 しかし、知事が出席する予定だった投資セミナーは活況を呈していた。若い起業家や投資家が熱心に東京の発表に耳を傾け、休憩時にはあちこちで輪ができ、さまざまな情報交換が繰り広げられた。

 知事の代わりに講演した米津雅史(よなづ・まさふみ)・都特区推進担当部長は「ぜひ東京で投資を検討しませんか。東京には、多くのヒト、モノ、資本、情報が集積している。都内でビジネスを行おうとする外国企業にとっても大きなメリットだ」とアピールした。

 和田充弘(みつひろ)・香港総領事も駆け付け、「アジアはまだ成長の余地がある。東京と香港は、アジアと世界の経済において重要な役割を占めている」とあいさつした。

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