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【政治デスクノート】止まらない野党の「政党ロンダリング」

 ならば最初から堂々と国民公認で立候補すればよかった。実態は国民籍なのに無所属で戦ったのは、衰え気味とはいえ立民人気にあやかり、1人区で一定の組織票を持つ共産票がほしかったからだろう。当選したら舌の根も乾かぬうちに政党に入る-。欺瞞(ぎまん)以外の言葉が思い当たらない。

 選挙戦とその後の所属先が異なる「政党ロンダリング」は今に始まったことではない。4月21日投開票の衆院大阪12区補欠選挙もそうだった。共産現職だった宮本岳志氏(比例近畿)が無所属で出馬した。共産と当時の自由党、社民党大阪府連が推薦し、自主投票だった立民と国民の議員も支援した。枝野、玉木両氏はそろって宮本氏の事務所に激励に訪れたが、結果は4人中最下位の惨敗だった。

 宮本氏は離党したわけではない。それどころか、党中央委員の要職のままだった。志位和夫委員長は「勇気ある決断」とたたえたが、なんてことはない。宮本氏は補選から17日後、ちゃっかり次期衆院選比例近畿での公認が決まった。「再就職先」が用意されていたと言われても仕方ない。宮本氏の補選出馬に伴う自動失職で次点が繰り上げ当選したので、そもそも共産に痛手はなかった。

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