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【政界徒然草】ポスト安倍前哨戦 菅氏、岸田氏に先行も党内に不満

 参院選で岸田派は現職4人が落選した。岸田氏にとって特に痛かったのは、自身と派閥のおひざ元といえる広島選挙区(改選数2)での派幹部の落選だ。

 自民は広島で21年ぶりに2人の候補を擁立した。地元県連は最後まで反対したが、首相官邸の意向もあり、党本部は岸田派の現職に加え、新人の元県議に公認を出した。選挙戦は、県議の大半や岸田派の国会議員が推す現職と、新人が票を奪い合う構図となった。

 菅氏は新人の夫である河井克行・党総裁外交特別補佐と親しく、新人を全面的にバックアップした。公示前から応援演説に訪れたほか、公示後の7月15、16日には公務の合間を縫って2日連続で広島入りする力の入れようだった。さらに、良好な関係を築く公明党とその支持母体の創価学会にも協力を要請した。

 対する岸田氏は、派閥会長として現職の支援を優先した。公示後に世論調査で劣勢が伝えられると、東京事務所の秘書を地元に張り付かせ、終盤には党幹部として各地の自民候補らの応援をこなしながらも、地元に戻って支援を呼びかけた。

 しかし、最終的に新人が当選し、現職は約2万5千票差で落選する結果となった。現職陣営の関係者は敗因として、首相の秘書や選挙に精通する党職員OBが広島入りして自民支持層を新人に取り込み、公明票も新人に流れたことを挙げる。

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